歌会始の儀
御製(天皇陛下のお歌)
木漏れ日の 光を受けて 落ち葉敷く
小道の真中(まなか) 草青みたり
(皇后陛下のお歌)
君とゆく 道の果たての 遠白く
夕暮れてなほ 光あるらし
14日皇居にて
歌会始の儀が行われました。
ふと目の前にある自然をありのままに美しい言葉で
歌に詠む。
そこに作者の思いが溶け込んでいます。
両陛下のお歌の中に、厳しい時代を生きる国民への
温かいお気持ちを感じました。
「歌の前では誰もが平等」と言われるように、身分も時代も
超えて作者の心に直接ふれることができます
これが和歌の魅力でありすばらしさです。
今年の御題は「葉」
一応「今年の目標」としています
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